ゴーストハント

女子高校生の麻衣は、ある日学校の旧校舎を調べていた人物に事故で怪我を負わせ、カメラまで壊してしまう。
カメラの弁償と怪我で働けない助手の変わりに調査の手伝いを迫る、謎の青年。

しかし彼らがしていたのは旧校舎に出る幽霊の調査。
実は青年は『渋谷サイキック・リサーチ』という心霊現象調査事務所の所長で・・・・・・

有名少女漫画誌「なかよし」に連載されていた本作だが、『たかが少女向けのホラー漫画』などとは侮れない。
時折挟まれる心霊現象や超能力に対しての説明は非常に論理的。
巫女や坊主・エクソシストなど、登場キャラに合わせて語られるそれぞれの専門領域の事柄も豊富な知識に裏づけされていることが分かる。

知識だけではなく、ホラーとしての『怖さ』も絶品。
巻数が進むにつれ、徐々にホラー度も上がり眠れなくなる。

それでも、ホラー作品を見た時の一種の『理不尽さ』を感じないのは、発生する心霊現象に対しての丁寧な説明ゆえだろう。『なんで?!』がない分、純粋に『怖さ』のみを楽しめる。

また主人公の麻衣をはじめ、ホラー作品にしては登場キャラクターが明るくおちゃめ。
閑話休題のギャグシーンも挟まれるので、『ホラーはちょっと・・・』という人も気軽に手に出来る作品でもあるだろう。

2011年10月9日

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